- コラム -

思い出を伝えてくれる石たち

アトリエカケラさんを初めて2ヶ月、様々な人や石を知っていくことで宝石のもつ魅力をより感じるようになってきた今日このごろ、ふと思うことがありました。

我が家にもルースやステキなジュエリーが残されているかもしれない、、!

家族を知る良いきっかけになるかもと思い、母親に聞いてみました。

1.蘇る思い出

「我が家にも宝石とかってないの?」
家族は最近私がルース集めにハマっていることを知ってるので、特に驚きもせず家にあるジュエリーなどを見せてくれました。
オパールやサファイアのリングやガーネットのネックレスなど普段は身につけていないもののしっかりと保存されていました。

ここで昔話をすこし、、
私の両親は日本人ですが、父親が若い頃にモルディブという国に住んでおり、そこで旅行に来ていた母と恋に落ち結婚したという聞いただけではなんともロマンチックな出会い方をしています。(今はそんなことを微塵も感じさせないカカア天下の家ですが、、、笑)
当時はモルディブもまだまだ発展途上でスリランカ経由などで友人から手ごろにルースを手に入れたり、指輪を作ってもらったりしたそうです。
指輪やネックレスなどの思い出話に花を咲かせていると面白いものを見つけました。

2.小さな箱の中には、

色々と物色していると、祖母が生前に手に入れた小さなべっ甲の容器も保存されていて、その中に布に包まれたルースを発見しました。(べっ甲はまるで北海道のような模様をしており、某チーズ蒸しパンを思い出しました笑笑)

聞いてみるとアメジスト、オレンジサファイア、スタールビー、スターサファイアだそうで、こんなものが家に眠っていたとは驚きでした。(母曰くですので間違ってたらすみません汗)

モルディブにいた頃に購入したとかしないとかで、なんらかのアクセサリーにしようと思ってずっと保存していたようです。特段高品質なものではないかもしれませんが、このように祖母の代から受け継がれて、今私の手にあるということを考えるとなんだか感慨深いです。
このように時を超えて残っているもの、思い出は、大切にしていきたいと感じるきっかけとなりました。

この記事を書いたヒト
ゾウガメ
プロフィール : デザインアトリエ カケラのメンバーです。

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デザインアトリエ カケラ代表 /keisuke
デザインアトリエ カケラ代表 /keisuke
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