各地で梅雨入りですね。
さて、「宝石×バレエ」「宝石とバレエ2」と2記事にわたって、『眠れる森の美女』と『Jewels(ジュエルズ)』をご紹介しましたが、そこにおさまらなかったこぼれ話をお届けします。
◆『Jewels(ジュエルズ)』の前身?!
『水晶宮(Le Palais de Cristal)』という、こちらもバランシン振付の作品があります。
https://youtu.be/nt5HuGHs7OQ
こちらはパリ・オペラ座のための作品で初演もパリ。
『Jewels』より前(1947年)に作られています。
そして、初演時、各楽章には「ルビー、黒ダイヤモンド、エメラルド、真珠」というタイトルがつけられていたそうです。
今は『シンフォニー・イン・C』と改題され衣装も新たに上演されていますが、東京バレエ団は今も『水晶宮』としてレパートリーにラインナップされています。
(東京バレエ団はルビー、サファイヤ、エメラルド、ダイヤモンド。世界4大宝石!!)
◆他にも宝石が登場!
『海と真珠』という演目もあります。
男性1人と女性2人の3人で演じられるます。男性が海、女性が、真珠です。
真珠の母貝、2枚貝をあらわす振付でとってもかわいらしい踊りです。
発表会などで、ジュニアダンサーが踊ることも。
◆こんなバレエにも宝石!
さ・ら・に!
バレエ『アラジン』にも宝石が登場します!
ちょうど今年はディズニーさんが『アラジン』を実写映画化し公開中ですが、バレエでも『アラジン』が作られているんですよ。
そして、新国立劇場バレエ団のレパートリーの1つであり、まさにこの6月に上演される演目です(7月には富山公演もありますよ!)。
このバレエ『アラジン』は前舞踊芸術監督であるデヴィッド・ビントレー氏が新国立劇場バレエのために制作し、2008年に初演された作品です。
ほかの作品でお馴染みのダイヤモンド・ルビー・サファイア、エメラルド(と、ゴールド・シルバー)だけではなく、オニキスとパールも登場しますよー!!!
特設サイトもあるようなので、ぜひそちらも「バレエ アラジン」で検索してみてください(*´∀`)
そんなことを書いていたら、子どもの頃に発表会で踊った演目で、各グループに宝石の名前がついてた作品があったなぁと思い出しました。
お衣裳の色もその宝石にちなんだ色だった!懐かしい〜笑
宝石とバレエは親和性が高い!ということですね、きっと。
この記事を書いた人:Karin
プロフィール: 宝石好きの端くれ。