こんにちは、石沼超初心者・フローライト大好きフジタです。
フローライトの何がいいかと言えば、私好みの寒色系のカラーバリエーションの多さやグラデーションの美しさ、ザ・原石!という感じの神秘的な八面体の佇まい、低硬度ゆえの儚さ等々、挙げていけばキリがないのですが、数多くの美点の中でも私が特に推したいのはズバリ「比較的お安く手に入る」という点です。
石は大好きですが、お財布的に余裕のない私にはこれはめちゃくちゃ有難いこと。
こんなにも可愛い原石が僅か数百円で手に入るなんて本当にもう神様ありがとうとしか言いようがありません。
もちろん安いものばかりでなく、中には私ではちょっと手が出ないような素敵なお値段のフローライトもあるのですが、とにかくクオリティや産地に拘らなければ気軽に手に入れられるというのは大きなメリットだと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、そんな風に手軽に買えるフローライトだからこそ、他の石ではできないような方法で愛でたりもしています。
今回は、フローライトを手磨きしてみたときのことをご紹介したいと思います。
今回使用したフローライト。1辺1センチほど。全体的にガサガサしたフロストな質感で、透明度は低いですがこれはこれで砂糖菓子のようで可愛い。
これを、耐水サンドペーパーで磨いていきます。
ちなみに場所は浴室。半身浴をしながら宝石動画を流しつつ石を磨くのはめっちゃ至福の時間でした…!
サンドペーパー400番で上半分だけ磨いたところ。凸凹は目立たなくなりましたが、磨いた面はすっかり曇ってしまいました。
この調子で800番、1000番、2000番と、どんどん目を細かくして磨き上げていきます。
2000番で磨き終わったところ。のんびりまったりやりつつ、ここまでかかった時間は1時間弱。
下半分は全く手つかず。上半分との違いがこの写真で分るでしょうか…。
まだまだ磨けそうですが、これ以上細かい目のサンドペーパーが手元にないので、とりあえずここで終了。表面はつるんつるん。水に濡らすと透明感があって綺麗ですが、乾くとやっぱり曇りがちなのが残念です。
磨き上げた上半分のアップ。
表面の触り心地は滑らかですが、いかんせん透明度が低く、まるで曇ったアクリルガラスのよう。
正直、磨く前の方が好みでした…。でも、ツルツルになったおかげで内側のクラックやインクルージョンが見えやすくなったのは嬉しいところ。
磨かなかった下半分のアップ。こうやって比べてみると、ビフォーアフターが分かりやすいですね。
表面が凸凹していてガザガザした質感。
以上、今回はここまで!後日もっと細かい目のサンドペーパーが手に入ったらさらに綺麗に磨いていきたいと思います。
以前シーグラスも同じように磨いてみたことがあるのですが、フローライトは格段に柔らかくて磨きやすい!こうした加工のしやすさも魅力の一つですね。
また、石を使って何かに挑戦することがあれば是非ここでご報告させていただきたいと思います。
この記事を書いたヒト
フジタ
プロフィール: 石にハマって二か月。限られた予算で最大限に楽しむをモットーに色々やってます