ルチルクォーツの特徴 (前編)

今回はゴールドに輝くルチルクォーツの特徴をお伝えします。

ルチルクォーツ

とは
水晶の中に針のように伸びる
金色の内包物が入っているものです。
アップでみると細かな線がよく見えると思います。

針のような金色の線が入っていることから、【金銭運アップの石】とも呼ばれており、ご存知の方も多いかもしれませんね。

正式名は【ルチレイテッドクォーツ】
和名では、【金紅石入り水晶】と呼ばれています。

モース硬度は7で水晶と同じ。
(金紅石のみだと硬度は6〜6.5とやや低くなる)

線のように伸びているのは、二酸化チタンという成分です。

聞きなれない成分ですが、実は他の宝石にも含まれます。

イメージしやすいのは、
スタールビーやスターサファイア。
あの美しいスター効果をもたらす成分です。

内包物の量や輝きの強さ、
透明度の高さでも価値が変わってくるルチルクォーツ。

実は、ゴールド以外にも魅入ってしまう美しいカラーの物があります。

少し長くなったので
続きは次回…

他の色のルチルクォーツや実際に見聞きした石にまつわる不思議な話をしたいと思います。