- コラム -

受け継がれるのか!

この原石は、欠けた宝石で購入したモノではありません。

そして、私のモノでもありません。
4月から小学生になる子供のモノです。

お菓子をあまり与えたくないので、
遠出や友達と遊び時以外には、スナック菓子や飴、チョコレートは与えません。
そのため、ご褒美(ポイント制)で玩具を買ったりします。
玩具までは、先が長い(笑)
ふと、石屋さんの前を通りかかったら、
「お母さんコレ欲しいけど、ダメかな?」と水晶を手に取りました。
値段500円。
100円①ポイントなので、
「ポイントあるから大丈夫だよ!」と伝えると、水晶ゾーンから1石選び出しました。
それからですね、原石集めに夢中になりました。

私の欠けた宝石を見ては、

「お母さんのは小さいけど、綺麗だね」と。
欠けた宝石の封筒が届くと、
「今度は何を買ったの!ズルい!」と(笑)

そして今日、スギライトを初めてケースから出して子供に見せました。
「こんな石もあるんだよ」と。
「ヨーグルトみたい(笑)」
どこがヨーグルトみたいのかは不明。

「お母さん、大きくなったらお母さんには新しい石をプレゼントするから、お母さんの石はボクに全部頂戴ね!!」

全部頂戴ね!には、ひっくり返りそうでしたが、

そっか!
宝石は、小さくなるわけでもないし、
自然消滅するわけでもないし、
なくさないかぎり手元にあるのか。
と、気付かされました。

受け継がれるなら、張り切って散財できるな!と思ったのは秘密です(笑)

欠けた宝石だから、欠けや傷、穴はありますが、宝石ですもの。
そして、お母さんの形見!!にもなり、受け継がれる。

欠けた宝石に、お母さんとの宝石の思い出も一緒に魔法をかけてみよう!!

この記事を書いた人:魔法にかかった星 

プロフィール:デザインアトリエカケラメンバーです。