こんにちは、石沼超初心者・フローライト大好きフジタです。前回の投稿に引き続き、八面体フローライトを磨いてみたのでそのご報告を。
前回は2000番の耐水サンドペーパーを使って磨き上げるも、それより細かい目のサンドペーパーが手元に無く止むを得ずそこで中断。しかしそれ以上磨いたらどんなにピカピカになるんだろうか…という好奇心を抑えきれず、数日後に道具を揃えて再挑戦しました!
じゃん!(余計なものも映っててすみません!)
3M ラッピングフィルムシート #4000 と #8000!
もはや紙ではなく文字通りツルンツルンのフィルムです。#8000とか滑らか過ぎて私の鈍感な指先の感覚ではもはやどちらが表か裏か判別するのに苦労するレベル。包装にも「貴金属の磨き上げに」って書いてあります。これは期待できる!
売場にはさらに#10000と#15000、2種類のより細かいフィルムシートが売っていたのですが、1枚600円近いお値段にビビって、ここは様子見…ととりあえずこの2枚を購入しました。いざ、再磨き!!
おさらい。研磨前の状態。
表面が凸凹としていてフロスト感があり不透明。
でもこの感じがいかにも原石!という感じは私は大好き。
#2000で磨き上げたあと。
凹凸はなくなり、一見滑らかになったようですが、ただ全体的に曇っていて透明感はあまりありません。譬えるなら、使い古したアクリルガラスのような…正直、この仕上がりなら磨く前の方がずっと魅了的だと思います。ここまでが前回です。
#4000で磨き上げたあと。
写真では分かりにくいですが、薄っすらと透明感が出始め、ガラス光沢らしきものが出てきました!
#8000で磨き上げたあと。
ぐっと透明感が増して、かなり綺麗に!透明感が出た分、微妙な色のグラデーションや内部のインクルージョンやクラックの様子もより鮮明に観察出来るようになりました。
そうなるとぐっと個性が増して見えてきて、今まで以上に愛着が湧いてきます。この仕上がりなら苦労して磨いた甲斐があるな~と思えるレベルです。
※ここまでは全ての面を均等に磨いたのではなく、後々比較しやすいよう4面は未研磨、2面は#2000、残り1面ずつを#4000、#8000で磨いた状態です
さらに全体を#8000で磨き上げたあと。
全ての面が透き通っているので、ぐっと色調が明るくなったように思います。この後#10000やポリッシュで磨き上げると格段に美しくなると聞きましたが、これでも十分綺麗だな~と感じます。
目に見えて石の様子が変わってくるのが#4000くらい、内部が透き通ってきて虹が見えたときなんか、ちょっと感動してしまいました。
余談ですが……石の魅力を知ってもらうべく、コロナで小学校が休校になった息子さんがいる友人宅に、フローライト八面体と#180~#8000のサンドペーパー7種をまとめた「石磨きセット」を手土産にお邪魔したところ、めちゃくちゃ喜ばれました!
目をキラキラさせながら懸命に研磨するお子さんを見て、あわよくばこれを機に母子ともに石沼にハマらないものか…と良からぬことを考えたりしていました。
宝石を、もっと身近に!笑
この記事を書いたヒト
フジタ
プロフィール: 石で遊ぶのが大好き。日々いろいろやってます