こんにちは、鳥色(とりいろ)です。今回は宝石手芸回です。
ハンドメイド民にとってちょっと扱いづらい「穴なし宝石」をペンダントトップにする方法を紹介します。
わたしはビーズ手芸出身なので、穴の開いていない宝石は観賞用!と開き直って収集していました。ビーズ手芸民は穴が空いていなければ何もできないのだ…。
ところが、そんな私の価値観をひっくり返すとんでもないものと、ビーズ手芸民御用達ショップ「パーツクラブ」さんで出会いました。
それがこちら。
■ジュエリークリップ
察しの良い方は名前だけで想像がつくでしょう。ジュエリーをクリップするパーツです。パーツクラブさんではスワロフスキーを挟んだものが展示されていましたが、宝石でもできないわけないだろ!と購入。それではさっそく挟んでみましょう。
■ジュエリークリップの使い方
今回はドロップ型のジュエリークリップを買ったので、ドロップ型の宝石をチョイス。ブルートパーズです。
CAMPFIREクラウドファンディングの2月便でお迎えした子です。美しいですね。
まず、金具を水平にし、宝石をのせます。
ずれないように気を付けながら
がしっとつかみ!ぐぐっとはさむ!(画像の工具は平やっとこ)
完成です。
ジュエリークリップと宝石の大きさの相性が良ければ、しっかりつかめます。
正面から。キラキラのカッティングが美しいですなあ。
後ろから。ジャストフィット!
■ジュエリークリップのいいところ
1.穴なし宝石を自分の手でアクセサリーにすることができる
keisukeさんにきちんとお願いすれば、職人さんが好みのアクセサリーに仕上げてくださいます。
もちろんそれはとてもすてきだし、職人さんの技術に張り合おうとは全く思わないけれど、やはりハンドメイド民としては自分の手でアクセサリーにしたい、という湧き上がる欲望があるのです。
それをお手軽にかなえてくれる
2.安め
「パーツ」という括りで言うと比較的高いかもしれないが、「穴なし宝石を自分の手でペンダントトップにできる」という付加価値が大きすぎて安く感じる。
3.接着剤がいらない
必要なのはジュエリークリップと、金具を閉じるための工具。わたしは平やっとこを使いました。
もちろん接着剤を使ってもいいのだろうけど、たぶん接着剤がはみでるし、はみでたら美しさがちょっと減しそう。
あと、必要な道具が少なければ少ないほど、新規参入へのハードルは下がるよね!
4.飽きたら宝石を取り出すこともできる
これは「接着剤がいらない」とも関係していますが、例えばもっとすてきなジュエリークリップと出会ったとき、もしくはアクセサリーに飽きたので観賞用に戻したいとき、金具を広げれば宝石を救出できます。なので、気軽にクリップしてください。
先ほど完成した宝石inジュエリークリップに丸カンをつけてチェーンに通せば…
ネックレスの完成~!
これでお気に入りの穴なし宝石を身に着けられますね。パーツクラブさんありがとう。
またもや宝石手芸の敷居を下げてしまったようだ。
ぜひみなさんも軽率に宝石手芸を始めましょう!待ってます!!
お読みいただきありがとうございました。鳥色でした。
この記事を書いた人:鳥色
プロフィール:パーツクラブを徘徊していたら偶然出会えた今回紹介の品。見つけた瞬間、恋に落ちる音がした。溶けてしまいそうだった。10個買った。