こんにちは、Karinです。
元号が「令和」に改まりもうすぐ1ヶ月ですね。
さて、今回は、改元を記念して(?)令和慶祝カラーとともに、私が虜になっている色石の魅力を語ります。
◆令和 慶祝カラーって?
皆さんは「令和 慶祝カラー」というものがあることはご存知ですか?
日本流行色協会が選定した「桜色」「菫(すみれ)色」「梅色」の3色です。
この3色は
“令和が「万葉集」の梅花の歌32首の序文をもとに選ばれたことから、春の訪れを知らせる日本の代表的な花にちなんで選定。「自然の美しさを愛でる穏やかな日々が未来永劫続くように」という願いが込められている。”(日本流行色協会HPより)
そうです。
とっても日本的で素敵な色ですね。
明るくて、優しくて、温かくて、そして、気品もある。そんな色だと思います。
◆我が家の令和カラー宝石
実はこの3色、私の好きな色なんです!
それも、パープル(紫)じゃなくて、バイオレット(すみれ)というところがまた私の心をしっかり掴んでいます笑
そして、好きな色というだけあって、我が家には令和カラーの色石がたくさん!!
集めて並べてみました⸜( ´ ꒳ ` )⸝♡︎
左から
ルベライト、ルビー、タンザナイト、タンザナイト、アイオライト、アメジスト、パパラチアサファイア、スピネル、ピンクトルマリン
です。
撮影技術の拙さに、微妙な色の違いを伝えきれていないのが残念です。。。
◆色石の魅力「色の個体差」
同じ宝石でも、その石ごとに色合いが違う(色味の濃淡がある)、個性があることが、コレクター魂に火をつけます。
色の差が価格の差につながることは否めません。色がくっきりはっきりのっているもののほうが、お高いです(-“-;)
でも、素晴らしい色!というときでも、なんだか心惹かれない
「たしかにきれいなんだけど、なんか違うんだなぁ」
ということがあります。
イケメンではないかもしれないけど、隣のあの子が好き!みたいな感じでしょうか笑
そんな自分の琴線にふれる宝石との出会いを楽しめるのも色石の魅力です。
◆色石の魅力「そっくりさん」
全然違う好物なのに見た目はそっくり。そんな宝石もあります。
もちろんこれらの宝石も色幅には個体差がありますが、だからこそ同じような色味を集めることができます。
そうそう、スピネルはルビーやサファイアに間違われていた宝石として有名です。
ルビーとルベライト(レッドトルマリン)の語源は一緒。やはりこちらも今のような科学的な分析ができない時代には間違われていたとか。
間違われていたとはいえ、人々が信じて疑わなかったその美しさは、確かなものであったということでもあるのです。
同じ色味になってくると困ったことがひとつ。
科学的な分析ができないのはいにしえの人々も素人も同じです。
もう、素人には何がなんだかなかなか区別がつかない!ということが、難点といえば難点です。
美しくお化粧(カットやエンハンスメントのこと)されていたらなおさらです。
素性が確かな宝石をご所望ならば、信頼できる宝石屋さんで購入する、宝石鑑別書付きのものを購入する、ということが大切ですね。
でも、この「そっくりさん」を生かして大いに盛り上がる楽しみ方もあります!
それが「宝石当てゲーム」!
ときどきデザインアトリエkakeraのFacebookコミュニティで開催されますので、興味のある方はぜひコミュニティにご参加を(●´∀`)b
同じ宝石の色の違い
同じ色の宝石の鉱物違い
を愉しむ
それが私にとっての色石の魅力です。
今回は、同系色での色の違い(色の幅)や石の種類の違いに注目しましたが、
皆さんも「色石の世界」をたのしんでくださいね★
この記事を書いた人:Karin
プロフィール: 宝石好きの端くれ。