初めまして、デザインアトリエカケラメンバーの政城（マサキ）です。

宝石の魅力やその新しい楽しみ方について、皆さんと一緒に考えていけたらと考えております。どうぞよろしくお願いします。

2月の誕生石

ご存知アメジスト（紫水晶）といえば2月の誕生石ですね。日本でも産出されますし、宝石としてだけでなく鉱物そのものとしても身近な石の一つではないでしょうか。そんなわけで、今回はアメジストについて書いてみたいと思います。
※ちなみに名称については「アメシストが正式」とのことですが、ここではひとまず私自身にとって馴染み深い「アメジスト」の方で呼ばせていただきますね。

アメジストの思い出

私にとっては、石に興味を持つきっかけとなった宝石です。
私の母は2月生まれでしたので、アメジストの指輪を持っていました。母は宝飾品などにはあまり興味の無い人で、その指輪も活躍することなくずっと箪笥に仕舞われておりましたが、幼い私は時折り密かにその指輪を自分の指にはめてみては、心ときめかせていました。

そうやってアメジストへの憧れを抱きつつも、子供が宝石を手に入れる機会などそうそうありません。しかしそのチャンスがあることを幼い私は知っていました。
それは姉や兄が購読していた『学研の科学』の付録です！
透明度も低く、宝石というよりは「磨かれた綺麗な石」くらいのものでしたが、「自分も早く5年生になって紫水晶をもらうんだ！」と待ち望んでおりました。（しかし何故か私の時は付録に鉱物が付かず、運命を呪う結果となるのですが……。）

その他にも、好きなゲームにアメジストが出てきていたというのもあるのですが、それは長くなるのでやめておきます。

そして、今現在

そんな子供時代を経て、大人となった今はアメジストも買い放題！……とはいかないまでも（質の良いものは本当に高価ですからね）、どうにか買えるようになりました。
こちらの欠けた宝石のコミュニティに入ったことで更に石への情熱が加速し、使い途も定まらないまま増え続けています。（でも幸せ！）

穴開けの際に少しだけ欠けてしまったアメジストを購入させていただいたので、シンプルにピアスにしてみました。

深い紫の石も神秘的ですが、淡い色も儚げで美しいですよね。クォーツはその透明感が何よりも魅力だと思うのですが、このカットの仕方（コンケーブカット）によって更に輝きが増しているように見えます。

おわりに

皆さんにとって思い出深い宝石はありますか？「初めて買った／プレゼントされた」または「物語の中に出てきて憧れていた」等、それぞれに色んな想いがあると思います。
よかったら皆さんもこのコミュニティで、宝石について一緒にお話ししてみませんか？